スターリィマンとの出会い

私が、スターリィマンとはせがわさんご夫妻に
初めてお会いしたのは、2018年の7月でした。

弊社が管理するビルで、
スターリィマンのイベントを主催した友人から
紹介してもらいました。

作品を拝見させていただき、
はせがわさんの描くブルーに大変心が惹かれて、
デジタル版画を5作購入しました。

現在、ビルに飾らせていただいて、
訪れる方々にご覧いただいています。

家族みんなの夢が輝くシンボル

私が「ブルーの色の原画を見たい」と
はせがわさん達にお願いをした所、
是非とおっしゃってくださって、
後日、妻と子供3人とご一緒に
ご自宅にお伺いしました。

妻も子供達も作品をとっても気に入って、
みんなが一番好きになった「夢見る樹」の原画を、
私たち家族の夢のシンボルとして、
ご注文させていただくことにしました。

「音頭ファミリーの夢見る樹」

作品には、子供達がそれぞれ選んだ風船を
持った姿を描いていただけることになりました。

長女は、ハートの愛の風船。

長男は、星の夢の風船。

次男は、くまの未来の風船。

はせがわさんが、
「数年後にまた新しく風船を選んで
お子様が成長した作品を描くのもいいですね」
と提案してくださって、
それも素敵だなぁとワクワクしました。

 

50年分の感謝を込めて・・・
スターリィマンに託した想い

私が、はせがわさんにポツリと、
「私の会社にもスターリィマン来てくれるかな」と
呟いたところ、はせがわさんは、
「もちろん来ますよ」と即答してくださいました。

私は嬉しくなって、私が社長を務める
音頭金属株式会社の創立50周年の記念として、
オリジナルの作品を描いていただくことになりました。

弊社は、50年前、祖父の音頭政吉が創設し、
父の靖秋が2代目を継ぎ、私が3代目の社長として
受け継いで、10年余りとなります。

弊社も色々と紆余曲折ありましたが、
社員一同、心ひとつに、努力と忍耐と我慢で、
一人一人が乗り越え、50年を迎えることが出来ました。

私は、創立40年になる1年前に、
社長に就任した時、自身に誓ったことがあります。

それは、おもしろい会社、よい会社を
目指していくことを。

それから、社長になって10年余りの月日を経て、
私は結婚し、子供も3人生まれて、社長でもあり、
家族の長でもあるという立場となりました。

祖父や父の、経営者として、人としての
生き方を誇りに思うようになり、
音頭の夢を受け継ぎ、未来へとつなぐ今、
これまでの感謝の気持ちと願いを込めて、
スターリィマンの作品を描いていただけたらと思いました。

翌週には、ご夫妻が弊社にお越しになり、
早速、作品のスケッチを見せていただきました。

会社の未来を照らしていく私の夢が
1枚の絵になりました

弊社の裏には大きな木があり、
その木には、50周年にちなんで、
50個の夢の星達が輝いていました。

そして、流れ星に導かれて、
51個目の夢の星が会社に舞い降りています。

その流れ星には、51年目からの音頭金属の
未来を照らしていく会社の夢になるように・・・
との願いが込められているそうです。

曾祖父達の故郷が富山だったことから、
毎年のお中元やお歳暮には、
お客様や取引会社様にチューリップを
お贈りしていることをお伝えすると、
それも作品の中に描いていただけることになりました。

また、創立より半世紀にわたり、
弊社を支えてくださったすべての社員さん、
共に助け合いながら、一生懸命に働いてくれている
現在の社員さん。

社員さんのご家族、お客様、地域の皆様・・・
すべての方々に、50年間の感謝を込めた
私の想いや、弊社の歩みを
物語にしていただけることになりました。

スターリィマンが叶えてくれた願い

いよいよ完成した作品を
拝見させていただき、
私は感動で胸がいっぱいになりました。

作品には、
「ここに夢あり 未来は輝く星になって!」
という素敵なタイトルをつけていただきました。

原画と共に飾れるように、
タイトルとスターリィマンからのメッセージを
プレートとしにしていただいて、
早速、弊社の廊下に飾りました。

また、弊社を知っていただくための
就職案内パンフレットでも
ご紹介させていただきました。

大切な人と夢を叶えていく幸せ
みんなの心の拠り所に・・・

私は、スターリィマンと出会い、
はせがわさんに作品を描いていただいて、
自分が大切にしている人とのきずなが
より深まったように思います。

また、誰のためにこの夢を叶えていくのか?
自分の大切な人と一緒にどうしていきたいのか?
が私自身の中で明確になりました。

家庭や会社の中心に絵があり、
それがみんなの目標であり、
心の拠り所になっています。

家族、社員、お客様・・・
自分の大切な人と共に夢を叶えていく幸せを
日々実感しながら、
これからも夢を叶えていきたいと思います。

音頭金属株式会社
代表取締役社長
音頭則晴